坂本タクマ画業25周年記念日から半年ほどたった。
叙勲その他の動きがないことに関してはある程度予期していたが、誰からも何の反応もないというのにはさすがに意表を突かれる。
そんな世間の冷たさをよそに、今年の坂本タクマは近年になく充実している。
年明けから『全シ連』の連載が始まった。
5月には坂本タクマ初の文字本、『Rubyではじめるシステムトレード』が出版された。
そして来る11月には、『パチンコトレーダー3』が刊行の運びだ。
さらに来年には『パチンコトレーダー』シリーズの第4弾、第5弾、第6弾が続々と発刊される予定だ。
これほどの頻度で坂本タクマの刊行物が世に出るのは、初めてのことだ。
つまり、このように言い切ってよい。
「坂本タクマは売れている」
と。
ただ、誰からもちやほやされないだけだ。